とある説明好きの劇団員に聞いてみる。

何故に『第二』?二軍?

二軍ではありません。
十数年前、
当時の中央大学夜間部の学生が創立したサークルで、
既に演劇研究会が存在していた為に、『第二』の名を冠することになった…
と言い伝えでは伝えられています。


先日、場違いな服装の集団が練り歩いてたんですけどあれって…?

当方とは何の関係もありません。
一部の部員による突発的パフォーマンスなんて、知る由もありません。
私達第二演劇研究会は、
【春公演】【秋公演】【卒業公演】の三つを本公演とし、
基本的に都内の芝居小屋を借りて公演をしております。
現在在籍者数は50数名。
本公演の他にも、自主公演や、他の劇団への客演、他劇団での舞台監督をする人など
活発に活動をする者もいます。


どんな芝居をするんですか?

全く定まっていません。
最近ではラジオ局の芝居をやったり、鶴の恩返しをモチーフにした抽象芝居をやったり、
プロレスをやったり、オムニバスをやったりと、とにかく様々です。
コメディ、シリアス、シュチュエーション、抽象、どんとこいです。


自分を変えたいと常々思っています。そんな私に演劇ってどう?

大学デビュー上等。モテたいんならもっと適したサークルがあるはずです。
サークル選びは慎重に。
演劇をやって自分が変わるか、という問いには答えづらいのですが、
『演ずる』という行為そのものが日常生活におけるテンションを
逸脱したところに位置しているのです。
そういうことができるということが変わるということに繋がっていく場合も、あるにはあります。
まあ、私のは受け売りです。話半分に聞いておいた方が身の為です。


興味がわいてきたような、気がしないでもなくはないかも。

自分の感覚には自信を。是非是非公演を見に来て下さい!
なんだかんだ言っても私達は自己顕示欲を沸々と抱えている生き物です。
芝居を見てくれる人が居れば居るほど、その人たちのハートをガッチリ掴めば掴む程、
嬉しくてたまらなくなるヤツラ。
その目的だけに関しては絶対に妥協しないパワー溢れる、
それがニゲキ(ニ劇)なのです。