第5回:大塚日向(白崎渚 役)

2018年1月に本番を迎える、冬の自主公演第二弾「青春狂想曲」。そこで、今年度入部して早くも3回目の出演となり、2017年度秋公演「陽と陰と手記」では主役の一人を演じた、大塚日向に今回の公演について胸中を語ってもらった。

 

――今回、キャストとして出演が決まった時の感想を教えてください。

最初呼ばれるって聞いてたんですけど、呼ばれたのすごく最後の方で、途中でこれ呼ばれないんじゃないかと思って冬の間はバイトに打ち込もうと面接まで入れてました。呼んでいただいたので急遽面接やめました(笑)。呼んでもらえて楽しい冬になってよかったです(笑)。矢島さんは学部の先輩でもあるのでその先輩主宰のお芝居に呼んでもらえたのはとってもとっても嬉しかったです。

 

 

――脚本を初めて読んだ時の感想を教えてください。

夏、秋と二劇に入ってから公演に出させていただいて、両方とも抽象劇だったので久しぶりに高校でもやっていたような馴染みのある感じの台本が来たな、と思いました。正直キャラも多分当て書きしてくださってるので掴みやすくて、しかも可愛いキャラで、読んでて楽しかったです。あと自分の役の名前が一番好きでラッキーって思いました(笑)。

 

 

――稽古場や共演者の印象を教えてください。

一年生が多い座組って言うのが最初の感想です。同期が多いというのは正直不安もありつつ、ある意味安心感もありつつ、という感じです。でも、それに加えてたくさん構ってくれる2.3.4年生の先輩がいらっしゃって、どんなに私がアタックしても上手くあしらって遊んでくれるのですごく一緒にいて楽しいです。迷惑かけてますが反省してません、いつもありがとうございます(笑)。同期は同期でやっぱり呼ばれるだけあってお芝居うまいし、尊敬してる子も多いので負けずに食らいついていきたいなと思います。

 

――今回の公演で一番見て欲しいところは?

やっぱりそれぞれの役の感情の変化じゃないでしょうか。今回は恋愛がテーマですけど、恋してる時の人の思考って本当意味わかんないですよね(笑)。周りが見えてないというか。そんな感じで、今回全員恋に翻弄されながらもお話を紡ぎます。多分たくさんの感情をそれぞれのキャラが持っていると思います。お客さんがそのどこかに共感でも、反感でも、感じてもらえたら役者冥利につきるしこのお芝居をやった意味があるのではないかなと思います。

 

――最後に、読者の皆様へ一言。

ここまで読んでくださってありがとうございました。役者としてもスタッフとしても人間としてもまだまだ未熟なんですが、取り敢えず今回はそういうところに目を瞑って、渚ちゃんを最初から最後まで一生懸命やりたいと思います。元気に馬鹿に!なんだか少し私に似ている渚ちゃんを好きになって貰えたら嬉しいです。中央大学Cスクエア、小ホールにてお待ちしてます!

(取材・文/涼木リョータ 撮影/有江澪)